<坐骨神経痛 60代男性>

 

坐骨神経痛が酷く、電車に乗って来れないとの事で、出張で施術をして来ました。

 

昨年秋あたりから腰が痛く、坐骨神経のラインが痺れるようになって来たそうです。

整形外科でレントゲンやMRIを撮ったそうですが、加齢による椎骨の棘(骨棘)が見られましたが、

骨には異常なく原因不明であったとのこと。

 

ペインクリニックで注射をしてもらっていたが、だんだん効かなくなってきたとのこと。

連絡を頂いた前日には、左腰からふくらはぎまで痛みと痺れがあって、寝返りも打てないほどであったとのこと。

 

訪問した日は起き上がることが出来ていました。

腰の骨に異常がないとのことから、梨状筋の過度な緊張を疑いました。

 

予想通りに左側は緊張が強くなっていました。

 

動かすと痛みがあるので、足首、腸腰筋、広背筋、首回りの筋肉を緩めてから、大転子、仙骨周りを調整したところ、

スクッと立ち上がり、左に体重をかけても大丈夫になりました。

 

痛いところがあると、身体をよじるなどして痛みを逃がそうとします。

また、身体が歪んでくると痛みが出て来てしまいます。

 

この方も何をして良いかわからないとのことでしたが、

不調が少ないうちから定期的にメンテナンスをすることをお勧めします。

 

2018年4月