<腰痛・肩の張り・足の冷え 50代男性 / 頭痛・肩の張り・腰痛 50代男性>

 

先日、あるアーティストさんのライブでバックバンドのミュージシャンの方の本番前の調整をしてきました。

主訴はそれぞれ違いましたが、原因が同じでしたので、ご紹介します。

 

 

一人目の方は、腰が痛い、肩の動きが悪い、とのことで調整を始めました。

腰の状態を確認する為に仙骨部の動きを見せてもらいましたが、ガチガチに緊張していました。

 

大腿筋膜張筋や梨状筋のアプローチをしていたとき、

『鼻が詰まって、いつも足全体が冷えて仕方ない。膝から下が冷たくなってしまう。』と、ポツリと言われました。

 

仙骨もガチガチであった為、もしやと思い頭蓋骨を触ると、キュっと引き締まり、こちらもガチガチになっていました。

 

時間をかけて緩めると右側がズルズルと少しずつ反応し始め緩みだし、しばらくすると左も動き出しました。

しばらく頭蓋骨を緩めていると、脚が暖かくなって来た、と喜んでもらえました。

 

 

また、もう一人は頭痛が酷く、肩が張ってキツイ、とのこと。

 

確認すると、同様に仙腸関節がガチガチで柔軟性が無くなって腰痛もありました。

肩の可動域が無くなっており、肩コリからくる頭痛であると判断しました。

 

頭蓋を確認すると、やはりギュッと頭皮が締め付けられており、頭蓋、頭皮が柔軟性を欠いている為、首や肩に影響していると仮定し、

頭蓋を緩める様に操作を行っていくと頭蓋が動き出し、頭皮に柔軟性が出て来ました。

 

 

お二人とも、頭蓋が柔軟性を取り戻すと、仙腸関節がふんわりとして、肩コリ・頭痛が消え、呼吸が楽になり、頭がスッキリしたと喜ばれました。

 

その後、3時間にも及ぶ本番を最高のパフォーマンスで楽しませていただきました!


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お二人とも連日の本番で交感神経が異常に高ぶっていたため、

頭蓋の異常緊張になり、冷えや頭痛、肩コリを引き起こしていたと考えます。

 

原因が思い当たらない方、一度頭蓋調整をお勧め致します。

 

2018年2月