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第524回 東京支部研修会に参加しました

身体均整師会の東京支部研修会に参加してまいりました。

鏡八重子先生を迎えての支部研修会でした。
開催場所はいつもと違って東京支部だけど埼玉県越谷市にて。


 

※和室にて

 

鏡先生より、こんなお話をいただきました。

不調・痛みの原因を調べることが、一番大事で、原因がわからないから、痛み(不調)をとることが出来ない。
原因には、こちらの3つがある。
・遺伝的
・習慣的
・事故(子供のときから)

施術では、相関関係をつかい、悪いところにはさわらない。
内界は外界で、外界は内界で調整する。(たとえば、交通事故は、内界で調整。)

慢性になると、左右差がわずかになる。
慢性の人は、腹部など押さえると、「気持ちよい痛み」と表現したりする。不調・痛みを感じるのが鈍くなっている。
操作は、運動系でなく、自律系なので、ゆっくりと動かす。

など、他にも色々とご教示いただきました。

そして、二人分の調整もまじかで見させていただきました。

施術では、
観察点の左右差、歪み、硬結をみつけ、そろえていく。
そのときは、相関関係を使い、張力のとれる(ねらった場所に思った刺激を入れられる)体の形・角度をとり、呼吸を使い、伸びの刺激を入れていく。
腸骨・大腿部の太さ・膝・足首、肩・肩甲骨・肘・手首と胴体に近い部分から末端に向かってそろえていく。
腹部の硬さを確認し、足で腹部の硬さをとる。
骨盤、膝、足、肩、肘、手、腹部、胸部などそろえていくと、歪みが首、顔などに出ていき、またそれらをとっていく。
五行、季節の調整も大事であり、今は、冬と春の調整をする。

自分(整者)の立ち位置、角度、張力が大事だと改めて感じました。
鏡先生の施術している姿は、本当に圧巻でありました。


研修後は忘年会でした。
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【第524回東京支部研修会】
  日時:12月17日(日)
  講師:鏡 八重子先生 
  講題:全国講習会の復習と臨床応用
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