<歯(歯茎?)が痛い 60代女性>
定期的にメンテナンスにいらっしゃる方で、
数年前に交通事故を数回経験されており、身体から事故のショックが未だに抜けていないので、
骨盤や背骨に動きがない所があり、毎回動きをつけていました。
最初に来られた頃から比べると、随分と立ち姿勢も動きも見違えるくらいに良くなっていました。
ただ、毎回右足首の底背屈の可動範囲が狭く、体型はフォーム6であるので、
(フォーム1から6は後天的要素、生活習慣によるものが強く出る傾向にあるようです)
回旋型の中心椎骨の腰椎3番に問題があるのかな?と考えていました。
(毎回腰椎3番と胸椎11番の調整は必ずしていました)
今回施術前の問診で整体とは関係がないかもしれないが右奥の歯の調子が良くなく、
歯医者さんにはずっとかかっている、とのことでした。
虫歯ではないが歯(歯茎?)が痛く、口も開きにくいとのこと。
顎関節も左右で広さが違い右が狭くなっていました。
身体の歪みによって顎関節にも歪みが出て痛いのではないかと推測しました。
事故の話を聞くと全て運転中に追突された事故であることから、アクセルとブレーキどちらを踏んでいたとしても、
右足に衝撃が入り右足の可動範囲が狭いのは関節が詰まっているからと考え、
足部と脛骨の間にある距骨を確認すると、左右で位置が違い右足は可動性がありませんでした。
距骨を調整して足首の可動範囲を戻していくと、捻れが緩んだのか、歯の痛みが取れて来た、とのこと。
顎関節も左右が揃って来ましたので、回旋型の刺激を入れ様子を見てもらうことにしました。
調整後、二週間を過ぎても、歯の痛みは出ないと報告をもらいました。
今回は筋連結ではありませんでしたが、足首が原因で歯(顎関節)に痛みが出るという症例でした。
一見関係なさそうな事でも、身体は繋がっています。
2018年5月
あなたの街の 均整院 -望月均整院-
小田急相模原、相模大野、町田の整体院